2025年10月のグローバルモバイルゲーム市場における最新統計が公開され、月間ダウンロード数が4.5億件超に達する一方で、前年比2.3%の減少が確認されました。
この数値は、前年同月からの微減ながらも、継続的な減速傾向を示す新たな兆候として、業界関係者の間で注目を集めています。
世界市場全体の動きと数値
このデータは、PocketGamer.bizが報じたモバイルゲーム市場のチャート更新に基づくもので、世界各国のApp StoreおよびGoogle Playにおける合計DL数が4億5,000万件を超えたとされています。
しかしながら、前年2024年10月の同時期と比較すると2.3%の減少となっており、成長が頭打ちになっている様子も浮き彫りとなりました。
Overall, the global mobile games market generated 4.5bn downloads in October 2025, down 2.3% Y/Y and 4.8% M/M.
特にアジア圏では、従来圧倒的なDL数を誇っていた『PUBG Mobile』『Garena Free Fire』などのタイトルがやや下火になっているほか、欧米でもF2P型の新作タイトルの初速が鈍化しています。
成長鈍化の背景にある複合要因
この“微減”は一見小さな動きに見えますが、以下のような複合的要因が背景にあると見られています。
- ヒットタイトルの集中化とロングテール化
一部のトップゲームにユーザーが定着し、新作への初期流入が鈍化。ランキング上位の固定化が進行。11月10日の売上ランキングを確認しても、「いつものタイトル」が上位を占めていることがよくわかる。 - 広告獲得コストの高騰
CPI(Cost Per Install)が年々上昇し、新規タイトルがDLを伸ばすための広告費用が大幅に増加。インディーや中堅の新作が苦戦中。CPI1000円を超えることも珍しくなく、要するに1人にインストールしてもらうのに1000円以上掛かる時代であるということ。 - プレイヤー側の“飽き”と分散
SNSや動画コンテンツ、ショート動画アプリなど他メディアへの時間分散が進み、モバイルゲームのプレイ時間全体が縮小傾向にあるとも分析。
依然として堅調な一部ジャンル
一方で、パズル系・育成系・放置系のジャンルは依然として強く、特にインド・ブラジルなど新興国市場での安定したDL数をキープしています。
また、2025年10月には日本発のIPタイトルや、Netflix提供のサブスク型ゲームも好調な滑り出しを見せており、今後のビジネスモデル多様化に期待する声もあります。
まとめ:グローバル市場の“踊り場”と次の一手に注目
今回の2.3%減という数字は、決して悲観すべき状況ではないと思います。
むしろ、これまで右肩上がりだったモバイルゲーム市場が“成熟”というステージに入ったことを示す指標でもあります。
新興国の伸びしろ、IP連動型タイトルの拡大、サブスクリプションやクラウドゲーミングとの融合など、今後の戦略次第で新たな成長フェーズに入る可能性は十分にあるでしょう。
モバイルゲーム業界は今、数ではなく「質」や「継続率」が問われる時代へと移行しつつあります。成熟フェイズに入った今、これまでと同じ戦い方ではダメ、ということかもしれません。
引き続き、動向を追っていきたいところです。
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